NPO法人 片品・山と森の学校やまもり

NPO法人片品・山と森の学校は、尾瀬と周辺地域のエコツアーガイドを専門とした、人材育成と地域振興を目的に活動する団体です。

TEL 080-5175-4673


(尾瀬サイト・本部)

群馬県片品村鎌田4090


(苗場サイト) 新潟県南魚沼郡湯沢町三国202 苗場プリンスホテル3号館

尾瀬の紹介
 尾瀬は日本の29番目の国立公園であるだけでなく、国指定の特別天然記念物であり、ラムサール条約登録湿地としても指定され、その自然環境は何重もの保護対策によって守られています。
 かつてはダム開発や観光道路開発といった大規模な開発計画がありましたが、そのたびに市民活動を中心とした反対運動が起こり、原生自然が現在も保たれています。尾瀬はこうした市民運動によって守られてきた歴史を持つため、「日本の自然保護運動の原点」と称されています。

 私たちが楽しくトレッキングする尾瀬がどのようにして守られ、またどんな場所なのかをエコツアーを通じて感じてもらえれば幸いです。

尾瀬の見どころ

尾瀬沼(おぜぬま)

尾瀬沼は標高約1,665mに位置する高山湖です。
深さは最も深い所で約10m、広さは1周約8km(徒歩約2.5時間)です。

燧ヶ岳から見下ろした尾瀬沼

燧ヶ岳から見下ろした尾瀬沼

しばしば湖面にイワナやドジョウの姿を見つけることができますが、昭和初期には漁業(養殖)が行われていたため、その頃から放流されたきたヤマメ、ヒメマス、ギンブナなども見つけることができます。

尾瀬沼の水は沼尻(写真右側)から尾瀬ヶ原へと流れ下り、尾瀬ヶ原を蛇行しながら只見川となって日本海へ向かいます。また三平下(写真中央奥)には水門とトンネルが掘られており、ここから片品川へと発電用に取水されています。

ニッコウキスゲ(日光黄菅)

科名:ユリ科
花期:7月中旬~下旬
高さ:50~80cm
分布:湿原、川沿いのやや乾いた所で多く見られる。

ミズバショウとともに尾瀬を代表する花。
ニッコウキスゲの開花時間は約1日と非常に短命だが、1つの株には5~10個ほどの花芽をつけ、開花時期に1個ずつ順番に咲かせることから、株全体での開花期は1週間前後となる。

湿原を埋め尽くすニッコウキスゲの黄色の絨毯は尾瀬でも一級品の景色だが、そのお花畑の見頃は上のような理由から10日前後と非常に短い。また、花芽を付ける6月下旬頃は遅霜の影響を受けやすく、近年ではニホンジカによる食害の影響も大きいことから、一面のお花畑を見るためには何度も尾瀬に通う必要があるだろう。

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ群落(尾瀬ヶ原・中田代)

ニッコウキスゲ群落(尾瀬ヶ原・中田代)