NPO法人 片品・山と森の学校やまもり

NPO法人片品・山と森の学校は、尾瀬と周辺地域のエコツアーガイドを専門とした、人材育成と地域振興を目的に活動する団体です。

TEL 080-5175-4673


(尾瀬サイト・本部)

群馬県片品村鎌田4090


(苗場サイト) 新潟県南魚沼郡湯沢町三国202 苗場プリンスホテル3号館

尾瀬の紹介
 尾瀬は日本の29番目の国立公園であるだけでなく、国指定の特別天然記念物であり、ラムサール条約登録湿地としても指定され、その自然環境は何重もの保護対策によって守られています。
 かつてはダム開発や観光道路開発といった大規模な開発計画がありましたが、そのたびに市民活動を中心とした反対運動が起こり、原生自然が現在も保たれています。尾瀬はこうした市民運動によって守られてきた歴史を持つため、「日本の自然保護運動の原点」と称されています。

 私たちが楽しくトレッキングする尾瀬がどのようにして守られ、またどんな場所なのかをエコツアーを通じて感じてもらえれば幸いです。

尾瀬の見どころ

田代山(たしろやま)

花の百名山。標高1,926m。
山開き:6月第2日曜日

山容がきれいな台形をしており、山頂一帯は湿原になっている。
湿原部分には周回できる木道が敷設されており(反時計回りの一方通行)、ワタスゲやチングルマ、キンコウカの大群生地があるなど、花の百名山であることを感じさせる。

田代山空撮(写真提供:南会津町)

田代山空撮(写真提供:南会津町)

空撮でもわかるとおり、湿原部分には高い木などの周りを遮るものが無いため、湿原の地平線越しに見る周囲の山々のながめは見ていて飽きない。

田代山湿原(奥は会津駒ヶ岳)

田代山湿原(奥は会津駒ヶ岳)

この山は地元(南会津町舘岩地区)にとって「雨乞いの山」であり、日照りが続いて農作物が採れない時には田代山に行き、岩を転がり落としたり池で遊んだりすることで、水の神を怒らせて雨乞いをしたという。

 

田代山

ニッコウキスゲ(日光黄菅)

科名:ユリ科
花期:7月中旬~下旬
高さ:50~80cm
分布:湿原、川沿いのやや乾いた所で多く見られる。

ミズバショウとともに尾瀬を代表する花。
ニッコウキスゲの開花時間は約1日と非常に短命だが、1つの株には5~10個ほどの花芽をつけ、開花時期に1個ずつ順番に咲かせることから、株全体での開花期は1週間前後となる。

湿原を埋め尽くすニッコウキスゲの黄色の絨毯は尾瀬でも一級品の景色だが、そのお花畑の見頃は上のような理由から10日前後と非常に短い。また、花芽を付ける6月下旬頃は遅霜の影響を受けやすく、近年ではニホンジカによる食害の影響も大きいことから、一面のお花畑を見るためには何度も尾瀬に通う必要があるだろう。

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ群落(尾瀬ヶ原・中田代)

ニッコウキスゲ群落(尾瀬ヶ原・中田代)